靴の構造で、歩きや関節の負担が変わります。

2016/07/03

靴の構造で、歩きや関節の負担が変わります。

 

まずはサイズがしっかり合っているかが大切です。

 

結構2サイズくらい違う方が多いです。

 

サイズが大きいと、靴の中で滑ってしまい、かえって外反母趾や、変形性関節症、腰痛やふらつきなどを起こしてきます。

 

 

次に幅と周径が合っているか。ワイズと言います。

 

よく4Eでゆったりしている靴、などと言って売られています。

 

よく日本人は幅広甲高という方がいますが、これはほぼ嘘です。常識の間違いですね。

 

サイズ計測すると、かなり幅の狭い方が多いです。外反母趾の方も含めて。

 

そういう方が、幅広の靴を履くと、かえって靴の中では滑る運動が起きて、外反母趾を助長したり、変形性関節症やふらつきなどを助長します。

 

かなり前から学会発表含めて言われていますが、浸透しないですね。

 

何故幅広甲高と勘違いするか、作成時には説明しています。

 

 

3点目は、踵やカウンターがしっかりしているか。挟んでも潰れない硬度が必要です。また、踵の骨をしっかりホールド出来ることも大切です。

 

4点目は、しっかりつま先の位置で靴がない曲がるか。捩れに強いか、アーチ部分で崩れたりしないかが大切です。安い靴ばかりでなく、最近はバランスシューズと言われるものや、素足感覚と言われるものにも見られています。

 

アーチが崩れて、色々な障害を起こしやすい構造のものが多く見受けられます。障害予防の観点からは薦めにくいものです。

 

簡単にはこれ位をチェックすれば大きな失敗はしないと思います。

 

でも実際にはもっと見ます。

 

最近は、歩きを考えずに作られた構造も多いです。また、靴ごとにサイズや構造が違います。

 

過回外の人が履くと、もっと回外してしまう靴も有ります。

 

分からないときは一声かけて下さいね〜(^_^)

 

 

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