動きを作る
動きを作るにはどうしたら良いのだろう。
動作を作っていくためにはいろいろな方法がある。例えば反復して練習する方法もある。どちらかと言うと一般的にはそのイメージが強いであろう。ただ、いつも思うのは基礎的な筋力や可動域がないと、動作の反復練習をしてもうまくいかないことが多い。逆に基礎的な筋力や可動域を、目的とする動作のために徹底的に鍛えたり準備したりすると、その動作がたやすく遂行出来るようになるケースも多い。
デイサービスや、訪問リハビリなど限られた時間で最大限の効果を出すためにはどうしたら良いのだろう。厚労省のモデルはどちらかと言うと、応用的な方に偏っているような、イメージを持つ。マシンを用いる機能訓練型デイサービスが広がったが、日常生活動作に反映出来なかった反省点ももちろんあるだろう。
しかしながら、臨床重ねていって感じる事は、基礎基本が大事と言うことにたどり着く。結論としては、短い時間で最大限の効果を出すためには、基礎的な筋力や可動域をしっかり準備して、その上で動作練習をしていく。しっかり行うと、反復練習より動作習得はたやすくなることが多く見られる。
いろいろな方針のリハビリがある。しかしながら自分が立脚するところは、しっかり基礎的な身体機能を、日常生活動作や歩行のために準備して行く、そこが大事と思っている。
特にある程度プログラムされていたり、学習されている動作については、条件が整っうと自動的に動作が生まれてくることが多い。そんな教師なし学習的なアプローチも最近増えてきているようだ。
結論として、同じ身体機能を作っていくにしても、日常生活動作を視野に入れて、プログラムして行くことで効率よく目的を達成することができると最近感じている。
株式会社 保歩笑
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