痛みを持つ方の心理とが
痛みを持つ方の心理とは
これを考えた時には、そもそもに痛みそのものを考えなければいけないと思います。
急性期の痛みは、ある意味自然な、傷などがある事による痛みです。およそ怪我をしてから2週間以内の痛みです。痛み止めがしっかりと効き、しっかり服用し、余計な炎症や痛みの感覚を抑える事で、正常な治癒過程を歩みます。
ところが、その過程から外れ、組織が修復しても痛い、慢性痛になる方もいます。怪我は治っているのに痛い。大脳を含む神経系の変化から、痛みに本質が変わったものです。
一番悩むのが、慢性痛などの中枢性に増強された痛みです。
ストレスや、痛みを訴える事で、小さいときなどに得をした経験、不安や不満、鬱やパニックのような精神状況で、とくに増強されやすいものです。
整形外科的に大きな問題が無いため、非特異性の痛みと言われ、不定愁訴などと言われます。
整形外科をハシゴしたり、医療職を中心に、様々な人に攻撃性を示したり、鬱症状を示したり、精神的側面多く見られます。
臨床的には疑いぶかい人や批判的な人はなりやすいです。
細かく評価し、整形外科的な所を見つけ、信頼関係を築き、運動を取り入れ、中枢的な要素を取り除く事が大切です。
今年の梅雨は結構厄介です。
高温だけでなく、寒暖に湿度、慢性痛に中枢性感作がある方は、難しいです。調子の悪い日と攻撃性が増す日が、臨床的には結構1日に集中します。
ここをどのように対処していくか、医療職は腕の見せ所ですね。
疲れる仕事の領域ですが、皆様の笑顔を見るために頑張っていきましょう!
一つ言えることは、必ず整形外科的要素はあります。
そこをしっかり見つける事から始まります。
良かれが裏切られる事もあります。めげずに取り組む事で、結果は変わります。
頑張ってクライアントの笑顔を取り戻しましょう!
株式会社 保歩笑
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