痛みを持つ方の心理とが

2016/06/18

痛みを持つ方の心理とは

 

これを考えた時には、そもそもに痛みそのものを考えなければいけないと思います。

 

急性期の痛みは、ある意味自然な、傷などがある事による痛みです。およそ怪我をしてから2週間以内の痛みです。痛み止めがしっかりと効き、しっかり服用し、余計な炎症や痛みの感覚を抑える事で、正常な治癒過程を歩みます。

 

ところが、その過程から外れ、組織が修復しても痛い、慢性痛になる方もいます。怪我は治っているのに痛い。大脳を含む神経系の変化から、痛みに本質が変わったものです。

 

一番悩むのが、慢性痛などの中枢性に増強された痛みです。

 

ストレスや、痛みを訴える事で、小さいときなどに得をした経験、不安や不満、鬱やパニックのような精神状況で、とくに増強されやすいものです。

 

整形外科的に大きな問題が無いため、非特異性の痛みと言われ、不定愁訴などと言われます。

 

整形外科をハシゴしたり、医療職を中心に、様々な人に攻撃性を示したり、鬱症状を示したり、精神的側面多く見られます。

 

臨床的には疑いぶかい人や批判的な人はなりやすいです。

 

細かく評価し、整形外科的な所を見つけ、信頼関係を築き、運動を取り入れ、中枢的な要素を取り除く事が大切です。

 

今年の梅雨は結構厄介です。

 

高温だけでなく、寒暖に湿度、慢性痛に中枢性感作がある方は、難しいです。調子の悪い日と攻撃性が増す日が、臨床的には結構1日に集中します。

 

ここをどのように対処していくか、医療職は腕の見せ所ですね。

 

疲れる仕事の領域ですが、皆様の笑顔を見るために頑張っていきましょう!

 

一つ言えることは、必ず整形外科的要素はあります。

 

そこをしっかり見つける事から始まります。

 

良かれが裏切られる事もあります。めげずに取り組む事で、結果は変わります。

 

頑張ってクライアントの笑顔を取り戻しましょう!

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
株式会社 保歩笑
http://hohoemi-1030.com/
住所:〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-15-22
HOLD 荻窪ビル4階
TEL:03-6279-7083
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆