膝が不安なあなたにオススメ。自宅でできるハムストリングスのトレーニング
膝が不安なあなたにオススメ。
ハムストリングスのトレーニングで、膝まわりを安定させよう!
目次
【ハムストリングスってどんな筋肉??】
こんにちは、江黒です。
今日は、ハムストリングスについてご案内していきます。
ハムストリングスも、すごい筋肉です。
理学療法士としては、この筋肉を語れることに喜びを感じてしまう。
そして語りたいことだらけで、内容を絞らないといけない・・・
そんなことを考えてしまいます^^
それでは早速ハムストリングスの絵を見てみましょう〜〜〜^^
Helen J.Hislopら著:新・徒手筋力検査法P.242から引用・掲載
またもや、と思う方もいるかもしれません。
以前からご紹介している筋肉のほとんどが、組み合わされた構造をしています。
ハムストリングスもまた、3つの筋肉が組み合わさって構成されています。
特徴的なのが、足が地面についている時と、離れている時とでは働きが違うところです。
2つの作用があります。
それをご案内していきますね^^
① 足が地面についている時
膝を伸ばす作用が生じ、歩きの際にお膝を安定させてくれる
そんな作用を持っています。
この作用のおかげで、大腿四頭筋とともにひざを安定させてくれます。
スクワットの時によく使うイメージを持っていただけると思います^^
下の図を参考にしてください。
② 足が地面から離れている時
膝が曲がる働きが生じます。
つま先で蹴ったあと、膝が曲がり、つまづかない。
そんな、歩行の時に用いられている筋肉です。
これも下の図を参考にしてくださいね!
①と②を見ていて、気づいたかたもいるかもしれません。
①は歩行中に足がついている時に、ひざを支えてくれる作用です。
②は足が地面から浮いた時に、つまずかないようにしてくれる作用です。
まとめると、①②の作用で、歩行が出来上がってしまうのです。
もちろん、他の筋肉や、神経系のはたらきもあります。
ですが、一つの筋肉で歩行が形作られてしまう。
人間の身体の奥深さ、なんとなくわかっていただけるかもしれません。
↑↑↑ ちょっとマニアックだったかな^^;
【お膝が痛い方にオススメ】
先ほどの絵を見ていただいてわかる通り、お膝が痛い方にオススメです。
疾患名でいうと、変形性膝関節症のかたや、靭帯を痛めているかたなど。
ずいぶん前の話になります。
きんさん、ぎんさんって覚えてます?
きんは100歳100歳。ぎんも100歳100歳のCMに出ていた、100歳の双子のおばあちゃんです。
その、きんさんが100歳を超えて、ハムストリングスを鍛えたら歩けるようになった。
そんな話がありました。
ハムストリングスは、立った時の膝の安定性を高めてくれます。
そして、歩行の動きを出してくれる筋肉なのです。
そしてありがたいことに、ハムストリングスは、年齢による弱化が遅い筋肉です。
要は、鍛えやすいということですね!
【ハムストリングスを鍛えて、かっこよく歩こう!:うつ伏せと立って行う運動】
上の図のように運動をしていきます。
※ 図では、セラバンドを用いていますが、
足首に重錘バンドを巻いても同じような効果が期待できます。
① うつ伏せ、または立って行います。
② セラバンドを足首に巻きます。(重りの場合は、重りを足首に巻きます。)
③ ゆっくり膝を90度まで曲げていきます。
④ ゆっくり戻します。
20回ほど繰り返しましょう!
ハムストリングスは、簡単にご自宅で、しっかり鍛えることができる筋肉です。
もしあなたが、前十字靭帯損傷をしたことがあるようでしたら、さらにこの筋肉は大切です。
変形性膝関節症の方にもオススメです。
しっかり鍛えて、元気な身体を作っていきましょう〜〜^^
やっぱり合言葉は、早めの介護予防で元気になろう!!
次回もお楽しみに〜〜〜^^
株式会社 保歩笑
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