膝が不安なあなたにオススメ。自宅でできるハムストリングスのトレーニング

2017/10/05

膝が不安なあなたにオススメ。

ハムストリングスのトレーニングで、膝まわりを安定させよう!

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目次

  1. ハムストリングスってどんな筋肉??
  2. お膝が痛い方にオススメ
  3. ハムストリングスを鍛えて、かっこよく歩こう!:うつ伏せと立って行うで運動

 

 

 


【ハムストリングスってどんな筋肉??】

 

 

こんにちは、江黒です。

 

 

今日は、ハムストリングスについてご案内していきます。

 

 

ハムストリングスも、すごい筋肉です。

 

理学療法士としては、この筋肉を語れることに喜びを感じてしまう。

 

そして語りたいことだらけで、内容を絞らないといけない・・・

 

 

 

そんなことを考えてしまいます^^

 

それでは早速ハムストリングスの絵を見てみましょう〜〜〜^^

 

 

 

 

 

hamstrings

                  Helen J.Hislopら著:新・徒手筋力検査法P.242から引用・掲載

 

 

 

 

またもや、と思う方もいるかもしれません。

 

 

以前からご紹介している筋肉のほとんどが、組み合わされた構造をしています。

 

 

 

ハムストリングスもまた、3つの筋肉が組み合わさって構成されています。

 

 

 

特徴的なのが、足が地面についている時と、離れている時とでは働きが違うところです。

 

 

2つの作用があります。

 

 

それをご案内していきますね^^

 

 

 

① 足が地面についている時

 

 

膝を伸ばす作用が生じ、歩きの際にお膝を安定させてくれる

そんな作用を持っています。

 

 

この作用のおかげで、大腿四頭筋とともにひざを安定させてくれます。

 

 

スクワットの時によく使うイメージを持っていただけると思います^^

 

下の図を参考にしてください。

足が地面についている時のハムストリングスの働き

 

② 足が地面から離れている時

 

 

膝が曲がる働きが生じます。

 

 

つま先で蹴ったあと、膝が曲がり、つまづかない。

 

 

そんな、歩行の時に用いられている筋肉です。

 

 

これも下の図を参考にしてくださいね!

 

 

 

地面に足がついていない時の、ハムストリングスの働き

 

 

 

①と②を見ていて、気づいたかたもいるかもしれません。

 

 

①は歩行中に足がついている時に、ひざを支えてくれる作用です。

 

②は足が地面から浮いた時に、つまずかないようにしてくれる作用です。

 

 

 

まとめると、①②の作用で、歩行が出来上がってしまうのです。

 

 

 

もちろん、他の筋肉や、神経系のはたらきもあります。

 

 

 

ですが、一つの筋肉で歩行が形作られてしまう。

 

 

 

人間の身体の奥深さ、なんとなくわかっていただけるかもしれません。

 

 

 

↑↑↑ ちょっとマニアックだったかな^^;

 

 


 

【お膝が痛い方にオススメ】

 

 

先ほどの絵を見ていただいてわかる通り、お膝が痛い方にオススメです。

 

 

疾患名でいうと、変形性膝関節症のかたや、靭帯を痛めているかたなど。

 

 

 

ずいぶん前の話になります。

きんさん、ぎんさんって覚えてます?

 

 

 

きんは100歳100歳。ぎんも100歳100歳のCMに出ていた、100歳の双子のおばあちゃんです。

 

 

 

 

その、きんさんが100歳を超えて、ハムストリングスを鍛えたら歩けるようになった。

 

 

 

 

そんな話がありました。

 

ハムストリングスは、立った時の膝の安定性を高めてくれます。

 

 

 

そして、歩行の動きを出してくれる筋肉なのです。

 

 

 

そしてありがたいことに、ハムストリングスは、年齢による弱化が遅い筋肉です。

 

 

 

要は、鍛えやすいということですね!

 


 

 

【ハムストリングスを鍛えて、かっこよく歩こう!:うつ伏せと立って行う運動】

 

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上の図のように運動をしていきます。

 

 

※ 図では、セラバンドを用いていますが、

足首に重錘バンドを巻いても同じような効果が期待できます。

 

 

① うつ伏せ、または立って行います。

 

② セラバンドを足首に巻きます。(重りの場合は、重りを足首に巻きます。)

 

③ ゆっくり膝を90度まで曲げていきます。

 

④ ゆっくり戻します。

 

 

 

20回ほど繰り返しましょう!

 

 


 

ハムストリングスは、簡単にご自宅で、しっかり鍛えることができる筋肉です。

 

 

もしあなたが、前十字靭帯損傷をしたことがあるようでしたら、さらにこの筋肉は大切です。

 

 

 

変形性膝関節症の方にもオススメです。

 

 

 

しっかり鍛えて、元気な身体を作っていきましょう〜〜^^

 

 

 

やっぱり合言葉は、早めの介護予防で元気になろう!!

 

 

次回もお楽しみに〜〜〜^^

 

 

 

 

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