肩こりには筋トレが効果的。でもやり方を間違えると逆効果になることも・・・

2017/10/30

肩こりには筋トレが効果的。でもやり方を間違えると逆効果になることも・・・

From:江黒 亮介

自宅デスクにて

 

こんばんは!!

今日は肩こりについてお話ししようと思います。

肩こり解消には適度な筋トレが大切です。

ですがせっかくの筋トレも、

方法を間違えるとかえって逆効果になります。

 

そうならないための基礎知識を身につけていきましょう!!


 

【目次】

・肩こりをおこす筋肉

・肩こりといえば、僧帽筋上部線維

・僧帽筋とセットで肩こりになる【棘上筋】

・肩こりや首の痛みの原因にもなる【肩甲挙筋】

・それではトレーニングをしてみましょう!

・僧帽筋上部線維と肩甲挙筋のトレーニングをしてみましょう〜〜

・棘上筋のトレーニングをしてみましょう!

・まとめ

 

関連記事:猫背対策にオススメ!僧帽筋の筋トレで、高齢者でも背中まっすぐ!


 

肩こりをおこす筋肉

 

肩こりを起こす筋肉をあなたはご存知ですか??

 

主に3つの筋肉が関わります。

①僧帽筋上部線維

②棘上筋

③肩甲挙筋

 

今日はそれらの筋トレを中心にご案内していきますね^^

 

肩こりといえば、僧帽筋上部線維

肩こりの主役とも言える存在は僧帽筋上部線維です。

(僧帽筋の関連記事はこちら→猫背対策にオススメ!僧帽筋の筋トレで、高齢者でも背中まっすぐ!

 

僧帽筋上部線維はこんな形をしています。

僧帽筋上部線維はこんな感じです。

上図:河上敬介著:骨格筋の形と触擦法P.23より改定・引用

 

僧帽筋上部線維のわかりやすい図2

荒川裕志著:プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典 P.54より改定・引用

 

上の図をみてわかる通り、肩こりの位置にある筋肉です。

しかもこの筋肉は、腕の重さを支えているだけでなく、

肩甲骨や首の動きにも関わります。

 

要は守備範囲の広い筋肉なのです。

 

そのため慢性疲労になりやすく、肩こりの原因になります。

 

そしてこの筋肉とセットで肩こりの原因になる筋肉があります。

それが次にご紹介する棘上筋です。

 

僧帽筋とセットで肩こりになる【棘上筋】

棘上筋はどんな筋肉なのでしょうか?

 

棘上筋はこんな筋肉

荒川裕志著:プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典 P.46より引用

 

見てイメージができるかもしれません。

ウデが肩甲骨から離れないように支えている。

そんな形をしている筋肉です。

 

その形の通り、ずっと働きづめの筋肉です。

 

ウデを支えているだけではありません。

荷物を手で持っている時や、万歳をするときなどにも

活躍している筋肉ですね。

 

そのため、肩こりの原因として代表的な筋肉の一つです。

僧帽筋とセットで肩こりになっているケースも多いです^^

 

肩こりや首の痛みの原因にもなる【肩甲挙筋】

次は肩甲挙筋をご案内していきますね。

 

肩甲挙筋のわかりやすい図

荒川裕志著:プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典 P.59より引用

 

この筋肉は、首の骨についていて、肩甲骨を支えている筋肉です。

 

棘上筋はウデを支えていました。

肩甲挙筋は肩甲骨を含めたウデを支えています。

 

肩甲挙筋と同じように支えている筋肉として、

先ほどご案内した僧帽筋上部線維があります。

 

こうやって見てみると、肩こりの筋肉は、

ずっと何かを支えている、縁の下の力持ち。

 

そんな筋肉が、肩こりの原因になっていることがわかると思います。

 

それではトレーニングをしてみましょう!!

僧帽筋上部線維と肩甲挙筋のトレーニングをしてみましょう〜〜

簡単に筋トレの方法をご案内していきますね。

体力に自信がないかたは、重りなしで結構です。

 

①肩を下げた状態から

②肩をすくめます。

③それを降ろします。

④10〜20回くらい行いましょう。

⑤ポイントは無理に頑張らないことです。

⑥普段から疲れ気味の筋肉ですので、

循環を上げてあげるイメージでやってみましょう!!

⑦逆にしっかり鍛えようとすると、

痛みやもみ返しのような疲れが出ることがあります。

注意してくださいね!!

僧帽筋上部線維トレーニング1

 

棘上筋のトレーニングをしてみましょう!!

棘上筋はとても小さな筋肉なので、

重りは使わずに行いましょう。

 

それで十分トレーニングになります。

循環をあげるつもりで実施していきます。

 

①小指を外に向けます。

②手を体から5センチくらい離す程度に動かします。

③それを戻します。

④重りは使わずに、循環をあげるつもりで行いましょう!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか??

今日からすぐにできそうな簡単な種目でご案内しました。

 

根本的に軽くしていきたいあなたには、

適切な強度の筋トレをオススメします。

 

ですが症状が強いときもあると思います。

その際はマッサージも有効になります。

 

それについてはまた後日ご案内していきますね^^

 

 


 

PS.

今日引用させていただいた書籍

 

 

●荒川裕志著:プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典


筋肉のことを知りたい時には、オススメの書籍です。

結構上級者でも、こういった本があるととても便利だと思います。

一般の方でもわかりやすいと思います!

 


 

PPS.

今日引用させていただいた書籍2

 

 

●河上敬介著:骨格筋の形と触擦


これは専門家の方にオススメしたい本。

検体の写真が載っているので、より人体のイメージがつきやすいです。

これの前の班をを持っていますが、

よくこの本で勉強しました^^

 

触察を極めたい方にオススメです! 


 

 

 

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